第2回 BTOB-BLUEに歌わせたいミュージカル曲選手権
久しぶりにやってしまいました。
歌唱力お化けユニットBTOB-BLUEに歌わせたいミュージカル曲選手権第2弾〜!!!!!!
第一弾はこちらです
そういえばやったなぁ…という懐かしさすらあります。
前回、ミュージカル曲選手権と銘打って勢いよくスタートしたは良いものの、蓋を開けてみればディ○ニーのオンパレードで「もっと…もっとゴリゴリのミュージカル曲があるやろ!!!」と自分で突っ込んでしまいまして。
第1回の後、ゴリミュ(注:ゴリゴリのミュージカル曲の意。今勝手に作りました。) が少なかった事による不完全燃焼感が少なからずあったのでもう一度やってみようじゃないかと思い立った次第です。
と言っても、私はミュージカルの中でも特に大型の商業ミュージカルが好きなので基本的に有名で世間的にも割と知名度の高い作品が出てくるだろうし、結果的に「前回とあんま変わらないな」となってしまうかもしれない。まあいいじゃん。とりあえずやってみようや。
前置きが長くなりましたが、始めます。
ここからは、例のごとく私の独断と偏見100%でお送りしますので苦手な方は今のうちに引き返すことをお勧めします。
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-ソンジェ-
NEW MENとかAnymoreのソンジェの歌い方が好きなみなさん、おめでとうございます!!!曲調は違えどその路線です!!!
いや、どう考えてもソンジェのルキーニは見たいだろ………
もじゃもじゃヘアに囚人服、時にはハットを被って民衆を煽動する狂言回し、見てえ。そりゃ皇太子ルドルフもアリだしいずれはトート*もやってもらいたいけどここはやっぱルキーニでしょ。
ソンジェのルキーニ、一見品があって、ともすればシシィ*と仲良さげに見えるのに目に光が宿ることはなくて、隙あらば人を弄ぶし常に愚かな民衆どもを見下している感がある。知らんけど。
カメラ構えて「はい、鳩が出ますよ!」の宝塚版でも良いし、シシィグッズばら撒いて高笑いする東宝版でも良い。負のエネルギーを内に秘めて胡散臭い巻き舌で荒っぽく観客を煽るソンジェルキーニ、沼です。
それとキッチュはリプライズの方も結構好きで
皇太子の棺に取り縋るエリザベート
お可哀想
善良な一般市民はもらい泣きさ
騙されんなよ
悲しみを 国民とわかち合う
表向きはな
不幸さえも 切り売りしてるよ
したたかだぜ
聞きたいことと 違うだろ
真実なんて こんなものさ
も歌って欲しいです。この「騙されんなよ」が聞きたい。よろしくお願いします。
………キッチュ!!!
*トート=黄泉の帝王で「死」という概念の擬人化という抽象的なキャラクター。シシィ(エリザベート)を愛してしまう。
Edelweiss 『The sound of music 』
ソンジェの歌声ってなんであんなに心地いいんだろうか…ボーカルラインの中だと割と声質が中間というか潤滑油的なポジションにいるように感じるんだけど、ソロで聴くと柔らかく語りかけるような歌い方でじんわり心があたたかくなるというか、そういうゆったりとした曲とも相性が良いと思ってるのでめちゃくちゃ聴きたい。
ちなみにエーデルワイスは「気高く白い花」という意味らしい。ソンジェじゃん。
前に12時間ハダバンで歌ってたけどその時はミ〜ソレ〜♪って音符で歌ってたので、ちゃんと歌詞で歌ってるのをしっかり聴きたいし、あわよくばYouTubeにカバー動画あげて欲しい。歌声が心地良過ぎておとなのための子守唄としてバズると思う。
-ヒョンシク-
Big, Blonde&Beautiful 『Hairspray』
ハイ来た!!!これはもはや十八番みたいなものでしょう!!(違います)
ヒョンシクのハスキーで温かみのある声とソウルフルなナンバー、合わないわけがない!!!コーラス従えてスタンドマイクで歌う姿を想像しただけでノッてきたし、あなたも体が揺れて指パッチンしてるはずです。
Oh What a Circus 『Evita』
そうです、チェです。しかも衣装が黒いベレー帽と軍服ですからね、兵役中のビジュアルで想像できちゃう。夢が広がりますわ。
エビータの死に悲しむ大衆に皮肉を込めた眼差しを向けるヒョンシクチェ。前半の爽やかなメロディーから一転、ロック調で「女神は死んだ!」と畳み掛けるところは必見。
Der Letzte Tanz - 最後のダンス『Elisabeth』
・・・・・・・良くないですか??
ありえないくらいの声量と意味わからんほど広い音域を思う存分ブチかましてくれ。
まあ確かに、シクさんのルキーニも見たい気持ちはあるんだけど、何せ기도期のビジュアルが完全に“トート閣下”なんですよねぇ……プラチナブロンドで襟足刈り上げててグレー系のアイシャドウはもう閣下なんですよ…あとは革手袋はめてマント羽織るだけなのよ……
シクトートは、常に冷酷で容赦なく人を追い詰めてきたのに、愛を知ってしまったが故に感情が生まれエネルギーが爆発するタイプのトートだと想像してます…怖い……
ちょっと昔っぽいロックテイストの曲で「最後に勝つのはこの俺さ」って歌い上げるシクトートですよ?私がシシィならアドリブパートの高音リフで黄泉の国行き確定です。-完-
-チャンソプ-
Waving through a window 『Dear Evan Hansen』
歌って欲しいというか、歌ってました!!伝説の国軍ラジオ放送、歌唱披露でまさかのデュエット。初めて聴いた時は鳥肌が立ちました。あれはヘッドホンで聴いてはいけない。おかげで、鼓膜が鳥肌立つってこういう事なんだなぁという学びを得ました。
この曲、日本のミュージカルコンサートのセトリによく入ってるけど歌いこなすのが難しい曲なんだな…と色んな人が歌うのを聴いていていつも思う。
アコギとシンセサイザーで始まるイントロと美しいメロディーは一度聴いたら中毒になるし余裕で1時間聴いてしまう。ガチで。
チャンソプさんの特徴的な声質と抜け感のある歌唱は現代ミュージカルと相性がよさそうなんだよね。
とにかく、ソプのWaving through a windowは第一声から衝撃的な上手さで「When you're falling in a forest〜」のところは耳が召されましたし最高だったんだけど…その……ソロで聴きたいっす……予想外のデュオ上ハモリも良かったけどやっぱ通常バージョンが良いなって……強欲ですまん………
Neverland 『Finding Neverland』
ファインディング・ネバーランド、今でもサントラ聴くだけで思い出し泣きしてしまうくらい良かったのでどうしてもこの選手権にねじ込みたかった。
スランプ気味の劇作家ジェームズ・バリがある家族と出会い「ピーターパン」を生み出す過程を描くいわゆる誕生秘話。美しくも切ない曲が多くてぶっちゃけ全部歌ってほしい。泣く泣く一曲に絞りました。これを読んでいるみんな、今すぐiTunesとYouTubeで検索してください。
少しかすれた吐息交じりの声とよく合いそうだと思ったのでこれにした。ソプさんがこの曲をどう歌うのか純粋に気になる。
「ネバーランドに行けば、現実の辛さや悲しみを忘れられる。そういう場所があってもいいんだ。君が望むなら連れて行くよ」 と、そっと優しく歌うソプ、絶対素敵なの知ってるんだよ.....
今すぐ連れていってください…
-ウングァン-
Popular 『Wicked』
絶対かわいい!!!!!!!!
私、ミュージカルの中で1番好きなのが『Wicked』*なんですが、これは期待大です。
緑色の肌で魔力を持つエルファバと、金髪で美人の人気者グリンダが友情を育む場面の曲。エルファバに人気者になるためのレッスンをしてあげる!とアレコレ張り切ってピョンピョンしながら歌ってるソ・グリンダ、絶対かわいいんだよ……
髪をなびかせるレッスンとか口紅塗ってあげてンマってやるところとか、リップスティックプリンスの腕の見せ所です!!(?)小道具の魔法の杖もちゃんと用意しますね!!エルファバ役はソプかな!!
*オズの魔法使い の前日譚。西の悪い魔女と北の良い魔女が実は友人だったという設定。
Till I hear you sing 『Love Never Dies』
ウングァンさんといえば、どこまでも伸びる高音のイメージが強いんですが、最近になって「待って、低音もめちゃめちゃ良くね?????」と思いまして。(遅い)
序盤の不穏な雰囲気の低音とかさ、想像するだけでゾクゾクするよ....…だって10年思い続けて「私の壊れた魂は生き返ることはない 君の歌を聴くまでは」って大熱唱するソ・ファントムだよ...............................最高じゃんか...........
ピアノの伴奏が入るところからは、しっとりとした低音を聴かせつつサビに向かって盛り上がるし、ラストはしっかりヤバめの高音ロングトーンが待ち構えているので、ミュージカル俳優ソウングァンの歌声と迫力を余すことなく楽しめると思います。
あと単純に白い仮面付けたウングァンさんが見たい。
(youtubeもいいけどオリジナルキャストの音源が最高だから両方載せちゃう)
Gold Von Den Sternen - 星から降る金 『Mozart!』
実は、この曲をウングァンさんに歌ってほしいというのを書きたいがためのこの第二弾なのです。これはもう絶対に聴きたい。おとぎ話を読み聞かせるような柔らかい声と包容力で背中を押されたい。
M!の中でも名曲と言っても過言ではない「星から降る金」、劇中ではヴォルフガングのパトロンであるヴァルトシュテッテン男爵夫人が歌っているのですが、お察しの通り女性が歌う曲です。でもそんなこと関係ないじゃないですか、うちのウングァンさんは。
自由を求めるヴォルフガングと、息子をそばに置いておきたい父。
ソ男爵夫人(語弊)が「愛とは解き放つこと、愛とは離れてあげること」と諭すところで涙腺が決壊する予感しかない。・・・ティッシュ足りるかな。
ウングァンさんの声って澄んでいて歌い方も正統派な印象があるから割とクラシカルなミュージカル曲が似合いそうなんだよな。それこそ前回挙げたメモリーもTHE・ミュージカルって感じだし。
それから、私はどうやらウングァンさんに女性が演じる役の歌を歌って欲しい願望が強いみたい。 へへへ。
-番外編-
Milch - ミルク(ヒョンシク&ソンジェ) 『Elisabeth』
ヤバいだろ…………………………
本当にエリザベートばっかり出してごめんな!!!好きなの!!
ミルクって何?状態の人、すみません。ざっくり言うと宝塚版の『エリザベート』でトートとルキーニが王家(エリザベート)の贅沢三昧を暴露し、生活に困窮している民衆の怒りを駆り立てる場面で歌う曲です。
シクトートとソンジェルキーニがセンターで並ぶの激アツ案件なので何卒。シクトート、ルキーニに対しては感情出さなさそうだから一瞬チラッとアイコンタクトする程度でソンジェルキーニが全て察して回してそう。え、ヤバくね???? (二回目)
For good (ウングァン&チャンソプ)『Wicked』
これはさぁ………号泣だよな…………
もちろんソ・グリンダ&ソプファバ。「あなたのおかげで変わることができた」と向かい合って歌う姿が目に浮かぶようです……………金の斧銀の斧の格好で歌ってそうだけど、逆にそれでいいのかもしれない。普通にスーツ姿とかで歌われたら感情移入しすぎてしまうと思うので…。
どことなくキャラが重なって見えるのは気のせいですかね…
What I did for love (BTOB-BLUE) 『A Chorus Line』
愛した日々に悔いはない。そう思っていたらいいなという、ただの願いです。激重感情ぶつけてすまん。普通の生活を捨ててアイドルになり、自分たちの音楽とは何かを模索しひたすら努力し続けた日々が、たとえ辛かったとしても選んだ道に悔いはないと、そう思えていたらいいな。
Thank you for the music (BTOB-BLUE) 『Mamma Mia!』
ヒョンシクさんのギターに合わせて4人のハーモニーが響く。
「話すより先に歌い始めた」ってBTOB-BLUEが歌ってたらなんか納得しちゃう。生まれた時から歌手のBTOB、わかる。だってBorn to Beatだもんね。(?)
音楽が好きで、生きがいで、「CDではなく感動を売るアイドル」と言い切る強さがあって、デビュー9年目になってもそれがBTOBの核にあるからこそ、彼らが生み出す音楽は愛に溢れている。音楽って素晴らしいね!!!!
さて、ここまでお付き合いいただいた皆様~お疲れさまでした~~~!!
ようやく全部紹介し終わりました!!
一応「選手権」というタイトルなので1位を決めなくちゃいけないんですが、全部私が好きなように考えて設定してるので決められるわけがなかった。
全部1位!!!!HAHAHA!!!
ということで第2回BTOB-BLUEに歌わせたいミュージカル曲選手権、これにて閉幕!